2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
売上高=客数×客単価 ビジネスモデルを発想するときの基本中の基本の式です。その客数と客単価をどうやって確保しますでしょうか? 店頭にそんな安い値段で売って元が取れるのか?と思うような激安商品が並んでいるのを見たことがあると思います。もうけがほ…
いつも利用しているお店のいつもの営業時間に行ったら閉店していたとしたら、どう思うでしょうか。飲食店のオーナーにこんなことを言われる方が居られます。 「もうお客さんが来ないだろうと思って、店を早くに閉めることがある」 これは、完全にお客さんの…
ストーリーテリングの手法を取り入れて、プレゼンテーションをすることで、聞き手に強く印象付けるのです。文字、数字、グラフのような情報を羅列するのではなく、ストーリー性をもって語ることで相手の気持ちを引き寄せる試みです。 あなたの会社のマネジメ…
ビジネスモデルが存在しないビジネスは存在しないです。どんなビジネスにもビジネスモデルはあります。 ビジネスモデルとは?の問いに対する答えは、いろいろとありますが、 筆者が問われたときは、「顧客にとっての価値を提供し、企業が利益を獲得する仕組…
新商品開発を進めると同時に顧客開発も進める必要があります。 顧客開発とは、ターゲットを定めて、そのターゲットが解決したい問題を特定する行為です。 ターゲットとする消費者の何かしらの問題が解決されるから、消費者に興味や関心を持ってもらえるので…
雑誌などのメディアに取り上げられることによる宣伝効果は大きいです。メディアによってはステータスさえ感じることでしょう。それで、来店客が増えて売り上げが拡大すれば万々歳と言ったところでしょう。 ですが、必ずしもそうでしょうか? 飲食店のオーナ…
顧客セグメントとは、不特定多数の人々がいるマーケットを特定の属性で分類した集団のことです。顧客セグメントの分類基準としては、下記となります。 ・デモグラフィック 性別、年齢、所得、職業などの統計データ・ジオグラフィック 国や地域による地理的な…
デザイン思考のプロセスは、いくつか示されているが、だいたいは同じです。「共感」「問題定義」「創造」「プロトタイピング」「テスト」の順と捉えて頂いて大丈夫です。 どうして、プロトタイピングのプロセスが必要なのでしょうか?たくさん失敗する、すば…
論理的思考と言えば、客観的な事実に基づく根拠があって、一貫性があり、因果関係があるものです。そこには、個人の直感や感情などと言うものは入る余地はないです。ビジネスにおいて物事を判断するのに必要なことであります。 ですが、それだけで十分でしょ…
自分がお客さんの立場であるときにフラストレーションを感じることはどんなことでしょうか?人それぞれでしょうが、分かり難いことに対して、フラストレーションを感じてる方は多いのです。 料金のシステムが分かり難い操作の仕方が分かり難いどこにあるのか…
ビジネスモデルが存在しないビジネスは存在しないです。どんなビジネスにもビジネスモデルはあります。 ビジネスモデルとは?の問いに対する答えは、いろいろとありますが、筆者が問われたときは、「顧客にとっての価値を提供し、企業が利益を獲得する仕組み…
前回の投稿に続いて、「なぜ」「なぜ」と繰り返して根本的な理由を探ることについて述べたいと思います。今回は、プロダクツに関してです。 何かエラーが発生したときに、ヒューマンエラーによることを原因にしていませんでしょうか?本当にそれで良いのでし…
例えば、「料理教室に行きたい」のは、なぜでしょうか?それは、人によりけりです。うわべだけの理解に終わらせないように、どうして、そのようなことをしたいのか本当の理由を知ることが必要です。そのために「なぜ」を繰り返して根本的な理由を探ります。 …
下記の2つを例にします。・納期遅れが発生している・短納期化をする いずれも納期についてですが、この2つには大きな違いがあります。「納期遅れが発生している」は、現在進行形のことであり明確に問題です。疑いようもなくネガティブな状況です。一方で、…
前回の投稿に続いて、寿司屋を題材にして述べたいと思います。 寿司屋は言うまでもないですが、生鮮食品を取り扱っています。鮮度や上品な味わい、ネタの色合いなどが重要であることは述べるまでもないと思います。となれば、当然に仕入れた食材を使える期間…
閉店時間に近い時間帯に寿司屋に入ったところ、ネタが残り少なかったとしたらどうでしょうか?がっかりしますよね。それとも閉店時間に近いし仕方ないとしますか? 寿司屋は言うまでもないですが、生鮮食品を取り扱っています。今日売れ残った食材は明日の営…
P&Gの「ファブリーズ」は、日頃洗うことができない衣類や布製品に対して、消臭・除菌を行うものです。これは、日常生活を深く知ることから生まれた製品とのことです。「ファブリーズ」の登場によって、洗えない衣類や布製品をスプレーで「消臭・除菌」す…
コンビニエンスストアの価値はどんなところにあるでしょうか?価値とは選ばれる理由です。コンビニエンスストアで買い物をする理由は何ですか?と問われると「手軽さ」「便利さ」と答える方が多いのではないでしょうか。 流通業者が独自に開発した商品のこと…
プロダクツもサービスもあふれている世の中では、ただ良ければ売れるというわけではないです。単に良いというだけなら十分に世の中にあります。そこで、より深くお客さんのインサイトを理解して、顧客インサイトに合致した商品を開発する必要性があるという…
自社のプロダクツやサービスに対しての忠誠心の高い顧客のことをロイヤルカスタマーと言います。ロイヤルカスタマーになってくれたお客さんは競合他社に心移りをすることはないのです。クレームの連絡があったときは、クレームの対応次第でロイヤルカスタマ…
ニールセンはユーザビリティには5つの特性が備わっている必要があると説いています。プロダクツに不満が生じるときは、次のうちのいずれかがいけてないと言われると納得感があります。これらの項目は人間の本質的な願望として満たされて当然と考えるべきで…
日頃、仕事をしていればお客さんからいろいろな声が聞こえてきます。十人十色です。それぞれに置かれた状況、コンテキスト(context)によりけりでもあります。 ぞれぞれに違ったニーズがあるように聞こえたとしても、実は同じモノを求めているのかも知れませ…
市場を大きく2つに分けるとします。・既存の市場・新市場 デザイン思考の根源的なところは「人間中心」「人間が起源」にあります。なので、お客さんの声を聴いたり、お客さんの様子を観察したりします。今いるお客さんを対象にすれば、既存の市場に対するイ…
ベンチャーキャピタリストであるビル・ガーリー氏が提言するガーリーテストがあります。そのガーリーテストに持続的な競争優位性の項目があります。持続的な競争優位性は、「顧客価値×独自性×模倣困難性」で求められるとのことです。 顧客価値とは、顧客にと…
自社の経営資源を検証したときに、強みはこんなところにある。ここが弱みになっているとかあると思います。全てにおいて強みがある経営資源を保有しているとか、なかなかあるようなことではないです。 そこで、弱みの克服に必要以上に力を入れないことです。…
経営資源は、ヒト・モノ・カネのような有形資源に、ノウハウや情報のような無形資源も加えて検討をします。 経営資源に対して、次にある問いかけをします。・Value(経済価値) 市場に対して経済的な価値を生み出せるのか?・Rarity(希少性) 経営資源を保有す…
デザイン思考のプロセスは、いくつか示されているが、だいたいは同じで、「共感」「問題定義」「創造」「プロトタイピング」「テスト」の順と捉えて頂いて大丈夫です。ここで少なくとも「問題定義」と「創造」で発散と収束の繰り返しが必要です。 そもそも解…
イノベーションには2種類あります。・エボリューション 進化・レボリューション 革新的 デザイン思考は革新的なイノベーション創出のためにあるのか? 製品を進化させることには向いていないのか?と問われるとすれば、答えは「NO」です。既存の製品を進…
メリットとは、サービスやプロダクツから得られる利点です。 ベネフィットとは、サービスやプロダクツから得られる体験とその感情です。 温泉旅館を例にします。 ・天然成分たっぷりの温泉・1部屋ごとに専任の中居が担当これは、機能です。提供している事柄…