イノベーション創出とデザイン思考

ビジネスモデルにイノベーションを起こす

Topic112 原著に立ち返る

今回は最近の出来事から雑感を述べます。

自分はLEGOⓇSERIOUS PLAYⓇメソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーターの資格を持っています。
レゴ社で開発された教育プログラムのメソッドです。
このメソッドでは、市販されていない特殊なブロックを使用します。
そのブロックを使ったワークショップに参加した人や見た人の中には、そのブロックさえあればLEGOⓇSERIOUS PLAYⓇができるように思う人がいます。
あるいは、その真似ごとをです。
残念ながら、そんな表面的なことで何とかなるメソッドではないです。
このメソッドを使いこなすには専門のトレーニングを受けて、最低でも100回の経験が必要とされています。

ブロックが欲しいから手に入れて欲しいと言われても応じることはないです。
そのようなことを言われる方は物事を表面的にしか捉えることができない人でしょう。

それはcopycatでしかない。

このようなことは他でも言えます。
自分はビジネスモデルイノベーション協会の認定コンサルタントです。
認定コンサルタントになるには、それなりのハードルがあります。
コストもかかります。

それなのに何故か?

それは、国内ではビジネスモデルキャンバスやバリュープロポジションキャンバスの原著者に一番近い位置にあるのがビジネスモデルイノベーション協会だからです。
この協会で鍛錬を積んで来たからこそ、実務の現場でも使え、人に教えることも出来ると思っています。

分かった気になって、実は分かっていない。
そんなことにはなりたくないものです。

原著から学ぶことは基本原則です。

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