Topic99 ビジネスモデルキャンバスをチェックリスト化していませんか?
ビジネスモデルキャンバスは9つの要素からなっています。
・顧客セグメント
・価値提案
・チャネル
・顧客との関係
・収益の流れ
・リソース
・主要活動
・パートナー
・コスト構造
ビジネスモデルキャンバスはヒアリングツールとしても使えます。
とある企業の特徴を捉えるのに、これら9つについてヒアリングして整理する使い方ができます。
筆者はビジネスモデルキャンバスを描けるようにヒアリングをしています。
ヒアリングするべき項目のチェックリストとして使用するのです。
ビジネスモデルキャンバスは企業の全体像を俯瞰するのに便利なツールだからです。
チェックリストとして使用し、漏れなくだぶりなくヒアリングするのです。
フレームワークとしての使い方です。
ここで、終わってしまっては、ただのチェックツールです。
9つの要素間は密接な関係があります。
例えば、
価値提案があって顧客セグメントがないのはあり得ないです。
逆も然りで、顧客セグメントがあって価値提案がないのもあり得ないです。
主要活動、パートナー、リソースにはコストが必要となります。
このように要素間のつながりの視点も必要なのです。
ビジネスモデルキャンバスを作成するとポストイットがいっぱいで、わけがわからないことになっていませんか?
要素間のつながりを捉えて、その企業の特徴が何にあるのかを整理します。
チェックリストとしての使い方にとどまっているので、新しいビジネスのアイデアが生まれてこないのです。
ビジネスモデルキャンバスはフレームワークではなく、文字通りビジネスモデルを描くキャンバスなのです。