イノベーション創出とデザイン思考

ビジネスモデルにイノベーションを起こす

Topic89「値付けで高価格に設定すること」と「お客さんが高いと思うこと」の大きな隔たり

世の中には高価格な商品が多く存在します。
それらの商品に対して、お客さんが高いと思うかは全く別の話しです。

 

高いか安いかは感情の問題です。
高価格な値付けであっても、それ以上の価値を感じさせることができるのであれば、お客さんは高いとは思わないです。

 

例えば、飲食店を例にします。
高価格な値段設定にもかかわらず、グルメサイトで高評価を獲得している飲食店があります。
それは、それだけの価値を提供しているからです。

 

高いと思わせないようにするには、どうするのか?
むしろ安いと思わせるには、どうするのか?

 

それには、お客さんやお客さんになるかもしれない人に対する共感(empathize)が必要です。
どれだけ、お客さんのことを理解しているかです。
お客さんのことを理解しているからこそ、お客さんに成功ストーリーを提供できるのです。
お客さんが求めている価値は自分自身の成功ストーリーなのです。

 

低価格であろうとも高いと感じさせてしまうことはあります。
高いとか安いとかは感じるものなのです。

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